写真館で撮った写真たち

はじめに

私たち家族は、結婚式の写真すら撮らなかったくらい、夫婦の時はあまり写真に関心がありませんでした。

 

実際に結婚式をしていないので、写真だけの結婚式もしませんでした。

 

ですので、結婚したてのころの写真というものが正直ほとんどありません。

 

 

私たちにはなかなか子どももできなかったため、子どもができなかった7年間、私たち夫婦は2人で撮った写真もほとんどありませんでした。

 

恐らくこの7年間で、2人で撮った写真など、数えるほどしかないのではないでしょうか。

 

しかも、「写真館」に行くという発想は当時全くなかったため、どちらか1人の写真はあっても、2人で一緒に撮った写真なんてものはほぼなかったに等しい状態だと思います。

 

 

それくらい、私たちは写真には関心がありませんでした。

 

私たちは、そんなものは特になくても良い、とすら思っていました。

 

 

ところが、7年経ったある日、そんな私のお腹に、子どもが宿りました。

 

妊娠してお腹がかなり出てきたある日、なぜか「妊婦写真を撮ろう!」という広告が目に留まりました。

 

なぜその広告が目に留まったのか、今でもわかりません。

 

ですが、なぜか「一生に一度かもしれないから、撮っておこう」という気持ちになりました。

 

特に、7年も子どもができなかったのだから、子どもができるのはかなり貴重なことだろう、と私は思っていました。

 

ですので、私は主人に頼んで、一緒に妊婦写真を撮ってほしいとお願いしました。

 

主人は、私の考えを聞いて「いいよ」と言ってくれました。

 

マタニティフォト

そして、近くにある写真館で、私たちは妊婦写真を撮ることにしました。

 

いろいろポーズを指示してくるので恥ずかしいと思いましたが、私たちはその通りにやってみました。

 

写真館のカメラマンはやはりプロなので、私のお腹がいちばんよく目立つように写真を撮ってくれました。

 

何カットも撮影してくれましたが、お金がなくて結局そんなにたくさんは買えないので、その中から比較的よく写っていると思った2枚をピックアップしました。

 

そして、それを専用の台紙の中に入れてくれ、持って帰ることにしました。

 


それを撮影したところで、私たちは2人でいる間はほとんどそれを眺めたことはありません。

 

ただ「私のお腹が大きくなった、妊娠をした記念」として取っておいただけ、という感じでした。

 

 

しかし、この位置づけが変わったのは、子ども達が生まれて、子ども達がある程度育ってきてからのことでした。

 

子ども達が、お腹の大きい私の写真を見つけて「この中にいるのは誰?」と聞いてくるようになりました。

 

あなたがここに入っているのよ、とお話しすると、すごく興味深そうにその写真を見ていました。

 

 

ああそうか、こういう時のために私は写真を撮ったのかな…と後になって思いました。

 

そして、写真は後になってから思い出になるし、自分たちが生きてきた証になるのだ、ということに気づきました。

 

 

子どもの七五三の写真

上の男の子が5歳、下の女の子が2歳の時に、写真館で最初の七五三の写真を撮りました。

 

2人とも、貸衣装でしたが、着物や袴を着て、写真を撮ってもらいました。

 

うちの子たちは特に不機嫌になることもなく、最初から最後まできちんとポーズを取ってくれていました。

 

その写真は、私たちも当然家に保管しましたが、私たち両家の祖父母にも送りました。

 

子どもの成長を見て、祖父母たちはすごく喜んでくれました。

 

そして、その子ども達の写真をずっと今でも飾ってくれています。

 

 

さらに、上の男の子が10歳、下の女の子が7歳の時には、別の写真館で七五三の写真を撮りました。

 

このころには子ども達もこんな着物がいい、こんな袴がいい、とこだわるようになっていました。

 

最初の七五三で、与えられたものを着せられてポーズをとらされていた時よりもさらに成長したなと感じました。

 

写真を撮るときにも、自分のこだわりが多少出るようになりました。

 

このポーズがいい、このポーズは嫌だ、など言いながら撮っていました。

 

最後に、ここで家族写真も1枚撮りました。

 

 

この写真も私たち両家の祖父母に送りました。

 


どちらの祖父母もすごく喜んで、これもずっと飾ってくれています。

 

子ども達の写真は、成長がとても見えるし、何より可愛いので、私たちもとても気に入っています。

 

 

この2つの七五三の台紙は、家族が時々見たくなったら眺めている、そんな喜ばしい写真になりました。

2分の1成人式の写真

今度は、下の女の子と母である私が一緒に歩いている時でした。

 

娘が、「私も2分の1成人式の写真を撮りたい!」と言い始めました。

 

たまたま格安になっているのもあったのですが、写真を撮ろうか、ということになりました。

 

 

ここもまた近所の写真館ですが、衣装がいっぱいありました。

 

娘は、ドレスや着物をたくさん見て、着るものにすごく迷っていました。

 

娘にしてみれば、お姫様気分だったのでしょう。

 

いろんなお洋服や和服をあてがっては鏡を見て微笑んでいました。

 

 

結局、着るものも決まり、髪の毛もお店の人にセットしてもらいました。

 

そして、撮影をする時は、いろんなポーズを決めて撮っていました。

 

女の子は、男の子よりもこういうときにノリが良く、前に上の男の子の写真を撮った時と比べて明らかに自由に撮られているなぁと感じました。

 

 

写真を選ぶとき、娘は迷いに迷っていました。

 

そんな、これを選ばないということはできない、とでも言わんばかりに、「これもほしい、これも…」といろんなカットの写真を選んでいきました。

 

結局、娘は自分の写真を7カットも選んで、台紙におさめていきました。

 

 

この写真も、ことあるごとに子ども達が、特に娘がよく見ています。

 

娘が家に飾りたがるので、子ども達でよく見ていたり、私も時々娘の可愛い姿を見ています。

 

 

私たちと「写真館」

普段はあまり生活の中で意識することのない「写真館」という存在です。

 

デジカメというものが発展してから、私たちは自分たちでも数えきれないほどの写真を撮っています。

 

しかし、本当に一生残しておきたい写真というのは、やはり「写真館」というところにお世話になって、いい写真を残しておきたいと思うのです。

 


こんな風に考えるようになったのは、本当に子どもが生まれてからのことです。

 

私も正直こんな風に心が変わっていくなんて、びっくりしています。

 

 

普段の生活では意識することはないですが、節目節目になると「写真館」に行き、素敵な写真を撮っていただき、あとでそれを眺めるという、それが今では当たり前になってきています。

 

特に、子ども達はその写真を見て、親がお金をかけた分、愛情を感じるようです。

 

自分たちが素敵に写っていること、そして、それを大事にとっておいてくれていることが、子ども達にとても良い影響を与えているように思います。

 

そういう意味で、「写真館」やそこのカメラマンさんは、私たちに幸せをくれている、そんな存在なのだなと改めて思います。

 

 

これからもきっと、入学式や卒業式、成人式など、節目節目で子ども達の写真を撮っていくことになるのだろうと思います。

 

そして、それを見返しながら、あの時はこうだったね、などと、当時の思い出を語ったり、子ども達の小さいころを懐かしんだりするのだろうと思います。

 

これからも「写真館」やカメラマンさんには、思い出作りのお手伝いをお願いしたいと思います。

 

そして、私たちはそれを見ながら「家族であることの幸せ」をかみしめて生きていきたいと思っています。

 

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